2010年02月07日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 5882 count

頑張れアルフォン少尉! 競争編

Written By: トーノZERO連絡先

「女として、人生のパートナーは簡単には選べません」

「そうだろうな」

「ということで、アルフォン少尉。古代君と競争してください。勝った方を夫にします」

「ふふふ。面白い。機械の身体の私の方が生身の地球人よりずっと有利だろう」

「というわけで、位置について下さい。古代君の乗ったコスモゼロ52型対アルフォン少尉の対決、いよいよ始まります!」

「って、おい。向こうは宇宙戦闘機に乗ってるぞ! こっちはそのまま走るだけか! これでは勝てるわけが……」

「お互いに自分専用の機械を使うってことで、公平を期したつもりですが。だめですか? うるうる」

「うっ。ま、まあ認めよう」

 森雪の涙に弱いアルフォン少尉であった。

さらばアルフォン少尉! 愛の戦士達編 §

「はぁはぁ。とうとうコスモゼロに勝ったぞ」

「えーと。審判から今の勝負は不公平ではないかという意見が付きました」

「それはそうだ。いくら機械の身体とはいえ、宇宙戦闘機に勝つのは苦労したぞ」

「生身の古代君はこれでも不利だそうです。というわけで、再試合です」

「なにー、今度はコスモゼロじゃなくてヤマトに乗り込むだって? ワープされたらどうするんだ!」

「そう思ってこれを用意しましたわ」

「なんだこの皿は」

「特別に美味いスープです。これで公平ですね」

「どこがだっ!」

 頑張れアルフォン少尉。愛のために戦え!

アルフォン少尉 新たなる旅立ち編 §

「こんな勝負やってられるか!」

「じゃあ、どうするんですか?」

「無理矢理奪ってやる!」

「古代君助けて!」

「無駄だ。あいつは輸送船ユキで深宇宙に飛んでいったからな」

「そ、そんな……」

「というわけで、コウノトリが赤ん坊を持ってきたとき、隣にいる私が父親だ!」

「えっ?……」

アルフォン少尉よ 永遠に編 §

「こうなったら地球を奇襲占領して、雪に赤ちゃんを運んでくるコウノトリを捕獲するしかない!」

「だから、それは……」

アルフォン少尉完結編 §

「よし、ついに雪のエッチシーンだ」

「古代君とのね」

「がーん」

アルフォン少尉完結編70mm版 §

「あんなエッチシーンはカットしてやる!」

「いやーん」

「あと、画面の上下もカットね。35mm版より横長だから」

アルフォン少尉復活編 §

「というわけで、30年の時を経て蘇ったのだ。しかし、相変わらず雪は美しいな」

「あの。私、雪の娘の美雪ですけど」

 頑張れアルフォン少尉! 実は雪をほったらかして古代がどっかに行ってる今こそ、森雪のハートをゲットするチャンスだ!

頑張れ古代君 似たようなもの編 §

「雪、レーダーをみてくれ」

「ぷいっ」

「おい。雪どうしたんだ?」

「私、雪じゃありません。サーシャです!」

「そ、そうか。すまん。でも似たようなものだろう? この間も間違えて別の船に乗ったら有紀螢がいたけど、ぜんぜん気がつかなかったし。副長がプラモ作っててやっと気付いたよ。はっはっは」

「そういうあなたは、よく見たら古代おじさまじゃなくて、ウォーリアス・ゼロ! ここは戦艦火龍じゃなくてヤマトですよ!」

 サーシャから別人だと嫌がらせを受けても泣くな、古代。でも、いい顔もしちゃダメだぞ。雪が泣くからな、おじさま!

宇宙戦艦ヤマト

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